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漢字コード設定のコラムがなぜここにあるのかなぞ…なので取り出してみた。
Column ファイルの漢字コードの変換の設定の仕方
せっかくknjwrpのインストールの方法を説明したので、ファイルの漢字コードを変換する設定方法を説明するべきですよね。実は、初期設定そのままでは、ファイルの漢字コードは自動的に変換されません。リポジトリCVSROOT内の管理ファイルの1つであるcvswrappersファイルを編集して、特定の種類のファイルに対して変更する必要があります。なお、このファイルの設定方法については、第6章で詳細を説明します。
■■3.2 日常的なルーチンワーク
リポジトリの作成が済んだら、基本的なCVSの使い方をみていきましょう。ここで、基本的な使い方というのは、日常的なルーチンワークで利用する最低限の操作のことです。CVSを用いたルーチンワークは【図3.2.1】に示すような流れになります。
CVSでは、ディレクトリへひとまとまりにして登録されたファイル群をプロジェクトもしくはモジュールと呼びます。本書では一貫してモジュールという呼び方を使います。また、リポジトリ内でのモジュールのことを、英語ではrepositoryと呼んでいますが、紛らわしいのでやはりモジュールと呼ぶことにしましょう。
【図3.2.1】ルーチンワークの流れ
まず、元となるファイル群をリポジトリにモジュールとして登録(import)します。これはCVSでの管理開始時の一度だけです。登録後はリポジトリから、作業用のコピーを自分の作業領域に取り寄せます(checkout)。そしてそれらのファイルに対して作業をおこないます。ファイルが増えた場合には、追加(add)し、いらなくなった場合には、削除(remove)します。この時点では、これらの変更は作業用コピーへの変更にすぎません。リポジトリのファイル群にそれらの変更を登録(commit)させなければなりません。 次に作業を再開する時、特に他の人と共同作業しているとか、別に作業コピーを持っている場合には、自分の作業コピーにそれらの変更を反映(update)させる必要があります。
この後は、ひたすら、update→(編集/add/remove)→commitを繰り返すことになります。
もし、開発メンバーから外れるなどその作業コピーがいらない状態になった場合、そのコピーを放棄(release)するとゴミが少なくなります。というのは、CVSは誰がcheckoutしたか覚えているので、取り寄せたままにしていると、そのログが残ってしまうのです。それが気にならないなら放っておいても構わないのですが、なるべく、releaseで放棄する癖をつけておいた方がよいと思います。第6章で説明するwatchコマンドによる通知機能とも少し関係します。特に共同作業をおこなう場合は、紛らわしいので、放棄するようにしてください。
これらのコマンドの概要と使用のタイミングを、【表3.2.1】にまとめておきます。
【表3.2.1】
| コマンド | 説明 | 使用のタイミング |
| import | リポジトリに新しいモジュールを登録するために使う | 管理開始時 |
| checkout | リポジトリから作業用コピーを取り出すために使う | 作業用コピーが必要になった時(プロジェクト参加時など) |
| add | 作業用コピーの状態ファイルにファイルの追加を登録するために使い、リポジトリへ反映するにはcommitが必要 | 新しくファイルまたはディレクトリを追加したとき |
| remove | 作業用コピーの状態ファイルにファイルの削除を登録するために使い、リポジトリへ反映するにはcommitが必要 | ファイル(ディレクトリ)を削除したとき |
| commit | 作業用コピーにおこなった変更をリポジトリに反映させるために使う | 作業が一段落したとき |
| update | リポジトリにおこなわれた変更を自分の作業用コピーに反映させるために使う | 作業を再開するとき |
| release | その作業用コピーをもう使わないことをリポジトリに通知するために使う | その作業コピーを放棄するとき(プロジェクト脱退時など) |
これから、順に例をあげて使い方を説明します。